終活
将来
誰にとっても
必要になって来る事ですね。
智恵子も
実は
長い間
母のお友達で
身寄りの無い方のお世話を
任されて来ました…
アルコール性の
腎機能障害で
週3回の透析です。
本人は
自分では
トイレに行く位しか出来ず
一時期は
寝たきり状態で
オムツを使いながら
しものお世話も
もれなくさせていただきました。
亡き母のお友達というだけで
親でも兄妹でもない
全くあかの他人
それなのに
何の因果か…
なんて
思い悩んだりした事もありましたが
今となっては
過ぎてしまえば
それすら
なぜか
悪くない思い出(笑)
仕事の合間に
お買い物や
諸々のおつかい
ご飯の支度をして
なるべく
1日1回は
一緒に食べる
寂しくないように
話し相手をして
眠くなるのを待つ…
ここ2年位は
ヘルパーさんをお願いして
お掃除やお洗濯は
お任せして
本人もリハビリを
真面目にやってたかいもあり
杖をついて
歩けるようになっていました。
それでも
やはり
アルコールはやめられず
こっそり
知り合いに買って来てもらって
飲んでしまい
ある日突然
意識不明で病院に運ばれました。
何とか蘇生しましたが
認知障害を発症して
昔の事しか思い出せなくて
それまでの嫌な事や
都合の悪い事は
ぜ〜んぶ忘れて…
なんて幸せな人でしょう(笑)
もちろん
一人で部屋に置いてはおけません。
近々
介護施設に
お世話になる事になりました。
意思がハッキリしていた時には
いくら進めても
あれ程嫌がってたけれど
今回ばかりは
自らもOKを出しましたので
透析に対応しているホームを探す事から始まり
手続きや部屋の片付け
持って行く物や書類の準備
諸々諸々
それはそれは
沢山の労力と時間を費やし
やっと
先が見えて来て
晴れて
新築の豪華なお部屋で
余生を送る運びとなりました。
これで
また1つ
長い冬を越えて
春がやって来る感じです。
彼女は
たまたま
全てを引き受ける人間が居たからこそ
何もしなくても
素晴らしく良い方向に進んたケースですが
ここで
本当に考えさせられました。
生きて行く上で
年を重ねて行き
その先に
本人にとっても
周りにとっても
より良いフィナーレをむかえる為に
どうするべきか
今回の事は
終活の重要性に
思いをはせる出来事となりました。
それではまた(*ˊᵕˋ*)੭ ੈsee you
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