何処へ
智恵子が
小さかった頃
「人は何処から来て
何処へ消えて行くのだろう…
もしかしたら
今の自分は
本当の自分では無くて
何処かで
本当の自分が
今の自分を
見ているのかもしれない。
そして
その本当の自分の思い通りに
チェスや将棋の駒のように
動かされているのかもしれない。」
そんな事を考えながら
真っ暗なお部屋で
ひとり
こちらを見ているであろう
目に見えぬ
本当の自分に思いを馳せ
膝を抱えて過ごすような
何と言いますか…
ちょっぴり
変わった子供でした(笑)
この考えは
幼稚園に入るよりも
もっと前から始まり
小学生の間も
ずっとずっと
頭の中を
巡り続けていました。
幼いながらも
様々な出来事の中で
随所で
浮かんでは消える
本来ならば
どう考えても
知っているはずの無い
言葉や知識
それによって
まだ幼い思考は混乱気味…
そして
答えを探して行くうちに
「大人は忘れている」というタイトルで
本を書こうなどと
大それた事を
思ったりしたものです(笑笑)
やがて
そんな
少女時代を過ぎ
年月とともに
現実に生きるようになり
いわゆる
普通の大人になって来たようです。
人は生まれて来る時に
沢山の記憶を持っていて
だんだん
物心がついて来るとともに
知らずしらずに
その殆どを
何処かに…
おそらく
無意識という
意識の中に
しまい込んでいるのかもしれませんね。
そして
新しい経験を
記憶して
姿かたちを変え
次のステージへと
進んで行くのかもしれません。
それでも
どうやら
大人になった今でも
真夜中の妄想ぐせは
治ってはいないようです…
それではまた(*ˊᵕˋ*)੭ ੈsee you
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